- 2009年5月 7日 03:40
- 口唇口蓋裂の記録
もうそろそろ手術の話をということになった11月のある日。
いーくんは喘息様気管支炎となりました。
そうして1週間の入院。突然のことで私は戸惑いを隠せず
あーくんは泣きながら私の実家へと預けられました。
みんなにとって思えばこれが初めての「入院」でした。
気管支炎は1週間でおさまり、無事に退院。
でも、その頃から「目やに」がずっととまらなかったいーくん。
一度眼科に連れて行くことにしました。
まだ口ができてなかったため、いーくんは他の患者さんから
じろじろと見られていました。
いつものことだけど、やっぱり辛かったな。
でも眼科の先生も看護師さんもよくしてくれました。
目やにの検査結果を聞いて私は驚くべき事実を知ります。
「MRSA」つまりいーくんは院内感染しているということ。
それはどこでもらったのかはわからないが、MRSAで
あることは間違いないということでした。
MRSAは黄色ブドウ球菌で、普通の健康な人でも
持っているもの。でも高齢患者、免疫不全患者、手術患者、I
VH施行患者、気管カテ-テルや気管内に挿管している患者、
未熟児・新生児や外傷患者など抵抗力が弱い人が
MRSA感染症になると肺炎、敗血症、腸炎、髄膜炎、胆管炎
などを引き起こすようです。
このMRSAの怖いところは抗生物質に対して耐性があること。
なので、まずそのMRSAを調べて,どの抗生物質が効くか
を知り、投与ということになるようです。
いーくんの場合は「ヴァンコマイシン」という抗生物質が
効くことが判明。結局1ヶ月近く毎日眼科に通院することに
なりました。
このMRSAは滅多にかかるものではないので
安心してください。本当に「稀」らしいですから。
毎日の通院はもう本当に辛かった。
1歳8ヶ月のあーくんをつれて、小さないー君を抱っこして
本当にきつくて辛くてたまらなかった。
だから「もう大丈夫だよ!」とお医者様に言われた時は
その場でおお泣きしてしまいました。
そこの眼科の先生は「職人」みたいな先生で
いつもは本当に怖い先生です。
だけど、それは患者さんのことを第一に考えていて
いーくんのときも抗生物質を投与する場所が
涙腺だったので集中して集中して、毎回必ず
「効いてくれよー!」と言いながら投与してくださってました。
MRSAはその後は出ていません。
あの時1回きりです。
あの時あの眼科の先生が気づいてくれなかったら・・・。
そう思うとぞっとします。
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